昔数か月だけ住んでいたところについて書く

もろもろの都合により、数か月だけ転居したことがあった。

そこらへんの事情は話が長くなりそうなので割愛するが。

一体どんなお部屋に住んでいたのか?

それを話していこうと思う。

 

 

 

 

外観

 

まず前提として、このアパートは坂道に沿って建てられていた。

坂道の建物と言えばどういう建て方を想像するだろうか?

おそらく、こんな感じではないか。

 

 

 

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至極普通に見える。

当然、1階の高さ=道の高さである。

では、私が住んでいたところはどうなっていたのか。

 

 

 

 

 

 

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なんでだよ

 

なんで埋める方向で建てたんだよ。

上の方に来てようやく1階じゃねえか。

 

「日除けになるからいいじゃないですか」?

残念玄関は東側だ。窓は西側なのでガンガン日が当たる。

 

木が植えられてあるせいで最上階じゃないと外が見えない罠。

最上階以外は玄関を開けても景色が地下。

独房か何かか。

 

ちなみに駐車場は裏手側。

絵にすればこんな感じ。

 

 

 

 

 

 

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傾いてますよ

 

地上だけどほぼ地下駐車場という意味の分からない状態。

しかもすごく傾いている。

X方向だけでなく、Z方向にも傾いている。

右に倒れて後ろにも倒れるような状態。

かな~り停めにくい。ミラーの景色が歪んで見えるから。

 

そして出にくい。なんだよこの急坂。

出入口はここしかないため、そこそこの運転技術が求められる。

 

挙句の果てに、一部分が森と重なっているため、鳥のフンがやたらと多い。

私のスペースは真ん中近くだったため害はなかったが、

森近くのスペースに停めてある車には大量のフンが落ちていた。

かわいそうすぎる…。

 

 

 

外観はざっとこんな感じか。

とりあえず、なんでこういう作りにしたのかを聞いてみたい。

納得したい。今のところ疑問しかないから。

 

ちなみに、エレベーターはない。当然か。

 

 

 

 

 

玄関

 

次に玄関。

先ほども言った通り、玄関はほぼ地下状態である。

玄関に至るまでの廊下も階段も虫だらけである。つらい。

 

玄関は別にどの家も同じじゃない?と思われがちだが、

ここの玄関は、部屋の高さと変わらない位置にあるのだ。

 

想像してほしい。

玄関で靴を脱いだら、1段あがってそれから部屋があるはずだ。

ここにはその段差がない。玄関がもうリビングと同等なのだ。

 

ついでに言うと、玄関から上がって(←?)すぐにキッチンなのだが、

床の素材が同じである。

土足でも何ら違和感がなく料理ができるってわけだ。

 

あとはポストがやけに古かったり、靴入れの構造がやけにからくりじみていたり、玄関だけでいろいろ言いたいことはあるが、割愛。

 

 

 

キッチン

 

とにかく狭い

 

まずシンク。横幅はノートパソコンくらい。

フライパンを水平に入れることができない。

そしてやたらと深い。フライパンをシンクに入れると45度傾いた状態になる。

当然洗いづらい。

ついでに蛇口。

一定の水量を出すと女性の悲鳴のような音を上げる。

非常に不快である(というか怖い)。ちなみに電話越しでも聞こえる。

 

次に調理台。

ここも同様に狭い。まな板が横向きに置けないレベルで。

料理しようという気持ちになりにくいのが最大の問題ではないか。

調味料、どこに置けばいいんだ?

 

最後にコンロ。

一口しかない。でも、他に取り上げるべき問題もない。

まだ比較的マシなほうなのだろうか。

 

 

 

風呂

 

風呂場についてだが、当然のように風呂場と洗面台がセットになっている。

これだけならまだ許せる範囲かもしれない。

ただ、カーテンがないのだ。

浴槽で体を洗ったとしても、その水は全部洗面台エリアへと流れるのだ。

そうするとどうなるか?お風呂後の歯磨きができなくなる。

 

鏡もここしかないのだが、まるで機能していない。

仕方がないので私はキッチンで歯磨きをしていた。

洗面台を使うのは、朝に顔を洗う時と帰ってきて手を洗う時くらい。

キッチンに鏡があったとしたら、もう用済みである。

 

ついでに言うと、当然だが浴槽は狭い。常時体操座り。

 

 

 

トイレ

 

まだましな方である。いたって普通。

ただ、玄関から段差や区切りがないことによって、トイレもほぼ玄関状態。

ドアはあるだけまだセーフ。というかないと困る。

 

あとはフタにストッパーみたいなものがないため、

閉じるときはそのまま重力に従って閉じる。

便座にぶつかると大きな音を出すためちょっと不快。

 

 

 

リビング

 

ほとんど玄関

 

いよいよメインの部屋。

まず言うべきは、ドアがないため玄関とそのまま続いていること。

つまりほとんど玄関に住んでいるのと変わらないこと。

もう部屋全部玄関じゃねえか。

 

床の素材はさすがに違うと思いきや、

玄関の床素材に厚さ3ミリほどの布を敷いてあるだけ。かてぇwww

寝るときも座るときも、とにかく硬い。ストレスマッハである。

備え付けの寝具が薄すぎたので、途中からは厚めの布団を持ってきて対処。

朝起きて体がバキバキになることもなくなった。

逆に言えばそれまではなってた。

 

そのほか、コンセント差込口が異様に少ない。

炊飯器と扇風機差し込んだらもうなくなる。延長コード必須。

 

 

 

ベッド

 

この見出しを見て、

「なんだベッドあるんじゃん、そっちで寝ればよかったのに」

と思うのは普通であろう。

だがこのベッドには

 

①下部が物干しスペースとなっているため、はしごで上る必要がある

②布団は木材を薄い布で包んであるだけである

 

という2つの問題点がある。

わざわざはしごを上ってまで硬い板で寝る必要もないだろう。

あと上側にコンセントないし。

 

物干しスペースについてだが、確かに便利と言えば便利だ。

ただやっぱり狭い。

そして中途半端な高さのため、干すときはいつも膝立ちである。

床が硬いため、そこそこに地獄。

 

ベッドじゃなくて物干しがあった方がよかった。今となってはそう思う。

 

 

 

フリーWi-Fi

 

夕方以降は全く機能しない。ホテルのほうがまだマシ。以上。

 

 

 

テレビ

 

ノートパソコンレベルの画面サイズ。まず見ない。

 

 

 

冷蔵庫

 

冷凍室がなぜか片開き。最大まで開かないと取り出せない。あと当然小さい。

 

 

 

洗濯機

 

唯一の癒し。だが洗濯カゴ置き場がなく、床に置くとトイレが開けづらい。

 

 

 

あとは細かいところだが、遮光カーテンと謳われているものが全然遮光してくれないこと、炊飯器を置くスペースがどこにも見当たらないこと、外の物干しがやたら低くベランダも汚いこと、部屋がほぼ玄関なためエアコンが効きにくいこと、など書いていったらキリがないのでここで終わりとする。

 

さんざん悪いところを言って来たが、コンビニと会社が近いのは良かったかなぁ。でも駐車場があの有様なので、外出がそもそもつらかったけど。

 

噂程度だが「出る」らしい。

確かにそんな雰囲気はある。日中でも廊下は暗いし。

 

ちなみに動物は本当に「出る」。むしろそっちがこわい。

 

 

 

 

 

ちなみに家賃は3万弱。高いか安いかはあなた次第。

ちょっとだけ賢くなれるかもしれない記事 vol.4

ランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブル・ランティシリオゴゴゴホ

 

…なんて?

 

だから、

ランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブル・ランティシリオゴゴゴホ

 

はい、世界一長い一語の地名だそうです

 

ランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブル・ランティシリオゴゴゴホは、イギリスの西部になるのかな?

マン島の南にある半島ですね

別に韻を踏んだわけじゃないですよ

 

このランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブル・ランティシリオゴゴゴホの意味は、ウェールズ語で「赤い洞窟の聖ティシリオ教会と激しい渦巻きの近くにある、白ハシバミの谷あいの中の聖マリア教会」らしいです。

 

ランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブル・ランティシリオゴゴゴホみたいに長い地名って、逆に覚えちゃうよね

スリジャヤワルダナプラコッテ的な

 

ちなみに、ランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブル・ランティシリオゴゴゴホを英語で書くとLlanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch

だそうです

わからんぬ

 

ランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブル・ランティシリオゴゴゴホ出身の人とかって、自己紹介大変そうだよね

 

住所書くときとかも丁寧にランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブル・ランティシリオゴゴゴホって毎回書くのかな

 

ランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブル・ランティシリオゴゴゴホに行くことは人生でないかもしれないけど、ランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブル・ランティシリオゴゴゴホっていう名前だけは覚えておこうかな

 

毎日ランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブル・ランティシリオゴゴゴホって言っておけば定着すると思います

頑張りましょう

 

 

 

ちなみにこの記事だけでCtrl+CとCtrl+Vを乱用しました

大学生レベルで

ちょっとだけ賢くなれるかもしれない記事 vol.3

ヘテロドックス

 

英語で書くと "heterodox"

意味的には「異端」

 

オーソドックスの対義語らしいが…

こんなの聞いたことある人いるのか…?

日本人が生涯聞くことのない言葉第218位くらいには入ってそう

 

直訳で

ヘテロ=異

ドックス=意見

だそうで

 

字面だけ見ると、ラグビーチームみたいだ

東京ヘテロドックス

ありそうで、ない

 

アナグラムで遊ぶと「ヘドロすくって」

いやですね

ちょっとだけ賢くなれるかもしれない記事 vol.2

二出川延明(にでがわ のぶあき)

 

初代パ・リーグ審判部長で、野球殿堂入り*1

すごい、らしい

 

ただ、ここではその偉業については語らない(というか知らない)

 

彼を語るうえで外せないもの、それは――

 

 

 

 

 

「俺がルールブックだ」

 

なんと、この迷言名言の発端は彼だったんですね

やばいよやばいよ

実際には言っていないとの話もあるが…?

 

他にも、

 

「気持ちが入ってないからボールだ」

「写真が間違っている」

など、数多のエピソードをお持ちである

気になったら調べてみたらいいんじゃないかな(丸投げ)

 

そのため、「俺が決めたルールだから」なんてことを言う人には、

「二出川延明じゃん」と返すのが定番である

 

私だけだが

ちょっとだけ賢くなれるかもしれない記事 vol.1

セレンディピティ

 

思ってもいなかった幸運を偶然手に入れること

 

Definition of serendipity in English:noun

The occurrence and development of events by chance in a happy or beneficial way

 — Oxford Dictionaries Language matters

らしいです(丸投げ)

 

付箋なんかもこれらしいですね

強力な接着剤を作ろうと思ったら、

簡単にはがれるものができてしまったとのこと

 

以下、事例の引用

 

ハンス・クリスティアン・エルステッドによる、電流と磁気の関係の発見(1820年
チャールズ・グッドイヤーによる、ゴムへの加硫の発見(1839年
ウィリアム・パーキンによる、モーブの発見(1856年)[3]
マラリアの特効薬としてのキニーネを研究中、環境の整っていない自宅に帰省した際、粗末な実験室で合成実験をしたところ、意図せず、紫色のアルコール溶液が生成され、これが紫色で史上初の人工染料(当然ながら、紫色で史上初の人工染料でもある)になると即座に看破した[3]。
アルフレッド・ノーベルによる、ダイナマイトの発明(1866年)
クリップの発明(1890年代)
ヴィルヘルム・レントゲンによる、X線の発見(1895年)
ピエール・キュリー、マリ・キュリー夫妻による、ラジウムの発見(1898年)
ポロニウムを抽出した閃ウラン鉱の残渣の方が電離作用が強いため、更に調べたところ見つかった。
ハンス・フォン・ペヒマン(英語版)による、ポリエチレンの発見(1898年)
エドゥアール・ベネディクトゥスによる、安全ガラスの発明(1903年
アレクサンダー・フレミングによる、リゾチームとペニシリンの発見(1922年と1928年)
レミングが培養実験の際に誤って、雑菌であるアオカビを混入(コンタミネーション)させたことが、のちに世界中の人々を感染症から救うことになる抗生物質発見のきっかけになった。
アルバート・ホフマンによる、LSDの幻覚作用の発見(1938年)
ロイ・プランケットによる、テフロンの発見(1938年)
パーシー・スペンサーによる、電子レンジの発明(1940年代)
ルイス・フィーザーによる、ナパーム弾の発明(1942年)
ウィリアム・ショックレーらによる、トランジスタの発明(1947年)
ジョルジュ・デ・メストラルによる、マジックテープの発明(1950年頃)
江崎玲於奈らによる、トンネルダイオード、トンネル効果の発見(1950年代)
アーノ・ペンジアスとロバート・ウィルソンによる、宇宙背景放射の発見(1964 - 1965年)
白川英樹らによる、導電性高分子の発見(1967年〈昭和42年〉秋)
アントニー・ヒューイッシュとジョスリン・ベル・バーネルによる、パルサーの発見(1967年)
核実験監視衛星ヴェラによる、ガンマ線バーストの発見(1967年)
敷山哲洋(日プラ創業者)による、アクリル樹脂パネル製大型水槽の開発につながるアクリル樹脂パネルの重合接着技術の発明(会社を設立した1969年より数年前)
カーペット床に落ちたうどんがくっついて簡単に取れなかったことで閃いたという。[4]
スペンサー・シルバー、アーサー・フライによる、付箋(ポストイット・メモ)の発明(1969年)
液晶ディスプレイの交流駆動方式の発明(1971年)
ルイス・アルヴァレズ、ウォルター・アルヴァレズ、フランク・アサロ(英語版)、ヘレン・マイケル(英語版)による、恐竜滅亡の小惑星衝突原因仮説(1980年)
ハロルド・クロトー、リチャード・スモーリー、ロバート・カールによる、フラーレン(C60)の発見(1985年)
田中耕一による、高分子質量分析法(MALDI法)の発見(1980年代)
飯島澄男による、カーボンナノチューブの発見(1991年)

 — Wikipedia

 

たくさんありますね。。

 

付箋はシルバーさんが発見したらしい

私は付箋の発見者だった…?

 

…なんて後付けで言っても無駄ですね

postだけに

 

 

 

この記事はなんとなく調べたことを綴るだけです(多分続きます)

特にオチはありません

久々に中学校の友人と会ったら大変なことになった

中学時代と言えば、今から数えて何年前になるだろうか。

…すぐには思い出せない。それくらい昔のことだ。

そんな中学時代の友人2人(A,Bとする)から、突然連絡がきた。

「久しぶりに3人で遊ばない?」

嬉しかった。長い年月を経ようとも、友は友なのだと。

3人で予定を合わせ、土曜日に会おうということで話は纏まった。

当日、私は集合場所へ向けて車を走らせた。

私は居住地を転々としていたが、AとBは地元を離れていなかった。

そのため、私が2人のもとへ向かうことになったのだった。

集合場所につくと、当然かもしれないが既に2人はそこにいた。

AとBを車に乗せ、どこに行こうかと話していた。

…やはり、皆考えることは同じだった。

「母校に行きたい」

私たちは早速母校へと向かうことにした。

正門までの長い坂道、来客用の広い駐車場…。

何もかもが懐かしく感じた。

…だが、楽しいのはここまでだった。

Aが突然、近くの林の中をじっと見てこう言ったのだ。

「何かいる…」

その神妙な面持ちは、今でも忘れられない。

いつものような、明るくて少し抜けていたAの顔ではなかった。

私とBは一瞬戸惑ったものの、Aの見ている林の中に目を向けた。

…そこには、確かに「何か」がいた。

上手く言葉では表せない。ただ…

すぐにアレは「見てはいけないもの」であるのだと全員が感じ取った。

幽霊だとかお化けだとか、そういう子供騙しのかわいらしいものじゃない。

この世の怨念だとか、呪いが具現化したような…

どす黒い「負の塊」がそこにはいたのだ。

私たちは全員で目を合わせ、

「この場にいるのは危険かもしれない…まだ明るいけど今日はもう帰ろう」

と決めたのだった。

離れるのが怖かった私たちは、ひとまずAの家に向かうことにした。

地元を離れていないものの、Aはアパートに一人暮らしだった。

ほどなくしてAの住むアパートについた。

Aの部屋は3階だった。

階段を上がり部屋の前についたとき、私たちは絶句した。

部屋の前に、黒い瘴気のようなものが漂っていていたのだ。

声を上げることもできず、私たちは一目散にその場を逃げ出した。

アレは一体何なのか、なぜ私たちにはアレが見えているのか、

そういったことは考える余地もなかった。

あの時はただ、ひたすらに恐怖が襲っていた。

どれくらいの時間が経ったのだろう。

いつの間にか隣町の商店街付近まで来ていた。

そこでBが突如として声を上げた。

「そういえばこの商店街には、霊媒師みたいな人がいるって聞いたことがある…」と。

藁にも縋る思いだった。冷静になった今振り返ると、寺だとか神社だとか、

そういった力を借りたほうがよかったのかもしれないが…。

如何せん当時の私たちには余裕がなかった。

私たちはその名も知らぬ霊媒師のもとへ駆け寄った。

霊媒師というか、封魔師とでも呼んだ方がいいだろうか…?

とにかくそういったことを生業としているそうだ。

その封魔師は、私たちのことを見るや否や、

「動くな。今から鎮める」とだけ言い、呪文のようなものを唱え始めた。

すると、私たちの影から、林の中で見つけたあの黒い塊が抜け出していった。

これは本当に現実なのだろうかと、恐怖が体の中を支配した。

しかしその恐怖は一瞬で消え去り、

いつの間にか黒い塊は見えなくなっていた。

アレは本当に何だったんだろうか。

封魔師は教えてくれなかった。

お代はいらないからと、そそくさとその場を去っていった。

あっけにとられ、呆然と立ち尽くしていた私たち。

しばらくして少しずつ落ち着きを取り戻した私たちは、

せっかくだから気晴らしに商店街を探索しよう、と決めた。

辺りは少しづつ薄暗くなっていた。

先ほどまでのことを必死で忘れようと、私たちは商店街の中を歩き回った。

私は余裕が出てきていた。もうあの塊はいないんだと、ホッとしていた。

多分それは、AもBも同じだったのだろう。

そろそろ帰ろうかと、商店街を離れ近くに停めていた車に向かっていた。

なんだか不思議な体験をしたなという思いを馳せながら、商店街の方へ振り向いた。

すると再び、恐怖が私を支配した。

私の目の先に、あの黒い塊がいた。

もう何も考えることはできなかった。

私の記憶は、そこで途絶えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という夢を見ました。

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』的な言葉を考える

バルサミコ酢は庶民サラダの主となるか?

 

クロコダイルは黒焦げチキンの餌を食うか?

 

浦島太郎は東京湾の亀を助けるか?

 

北海道は南米産のウニを売るか?

 

天気予報は予報通りの雨が降るか?

 

うずまきナルト蔵王キツネの尾を数えるか?

 

麻生太郎はスラム夫婦の愛を知るか?

 

テトラポッドは正弦波の勢いを止めるか?

 

山手線は盲導犬の席を作るか?

 

モスバーガーはお米農家の苦を思うか?

 

出雲大社は知人どまりの縁を切るか?

 

ソメイヨシノは太平洋の水を得るか?

 

など…